ワールドカップ クロアチア2大会連続ベスト4

雑談

見事な勝利でBEST4

見事な戦いでした!

本当に見事な戦いでした!

サッカーワールドカップカタール大会準々決勝、クロアチア対ブラジルはクロアチアが延長を戦い抜きペナルティーキックでの勝負で優勝候補のブラジルを倒し2大会連続のベスト4へ!日本が弱くなかったことへの証明にもなるのか?

前半、ブラジルがネイマールのドリブルなどでゴール前に攻め込んだ一方、クロアチアはサイドを使った攻撃でチャンスを作りましたが、互いに相手の守備を崩せず0対0のまま前半を終え

後半、クロアチアはブラジルの巧みなパスの連係で再三、ピンチを招きますがゴールキーパー、ドミニク・リバコビッチの好セーブで得点を許さず、両チーム無得点のまま延長戦に入りました。

延長戦で、クロアチアは前半のアディショナルタイムにブラジルのネイマールに先制点を決められましたが、後半12分にブルノ・ペトコビッチがクロスボールを左足で合わせて同点に追いつき、勝負はペナルティーキック戦に!

決着はPK戦に持ち込まれた

先攻のクロアチアはゴールキーパーのリバコビッチ選手が日本戦の活躍を実力だと証明するかのようにブラジルの1人目を防ぎ、クロアチアのキッカーは4人連続で成功。

そして4対2で迎えたブラジルの4人目、マルキーニョスのシュートがキーパーの逆をつく素晴らしいキックにも関わらずゴールポスト右側に当たって失敗となり、クロアチアが日本戦に続くペナルティーキック戦を制して優勝候補のブラジルを破り、準優勝した前回大会に続くベスト4へ。

このレベルの選手でもゴールの枠にも蹴れない、そしてミスをするのですから日本選手がミスをしたとしても仕方がない場所がこのワールドカップという事なんでしょう。

クロアチアのゴールキーパー情報

クロアチアは準優勝した前回大会から数えてペナルティーキック戦では4戦負けなしとの事。前回の2018年ロシア大会では決勝トーナメント1回戦のデンマーク戦、準々決勝のロシア戦でペナルティーキック戦を制して勝利しています。

今大会、決勝トーナメント1回戦の日本戦に続き、準々決勝のブラジル戦でもペナルティーキック戦になりましたが、ゴールキーパーのドミニク・リバコビッチが好セーブを見せたほか、キッカーが落ち着いてコースをねらうなど確実に接戦をものにしています。

このリバコビッチは恐ろしいほどPK阻止率を叩き出しているゴールキーパーです。データを見れば、2020-21シーズン以降のPK阻止率は35%(PK戦を除く)。本当に凄い数字だと思います。10本蹴っても3~4本は止めてしまうのですから。今季のスーパーカップ(2022年7月9日)のPK戦ではハイドゥク・スプリトを相手に2度防いでいるし(うち1本は枠外)、CL予選2回戦のCFRクルジュ戦(2020年8月26日)でもオンプレーで1度、PK戦でも1度止めている。

こういったゴールキーパーも日本は育成から育てていかないとダメだと思います。

日本のゴールキーパー不足

8/18 何の数字でしょうか?詳しい方なら気が付くかもしれませんが2019年シーズンのJ1リーグにおいて、外国籍のGKを「レギュラー」として起用したチームの数です。およそ半分のチームが日本人ではなく外国籍のGKという事なんです。(内訳は韓国5、ポーランド2、オーストラリア1)。

さらに、2019年シーズンのトップ5に目を向けると、2位のFC東京以外の4クラブが外国籍のGKを起用。全員が韓国の選手であり、代表経験者ばかりという状況。

どうしても日本のサッカーと言えば漫画の影響も大きくMFやFWなどの得点を取る選手が注目されてしまいます。最近でこそサイドバックが主人公の漫画もありますが、日本でサッカーをしている選手でGKを進んでやる選手は決して多いとは言えないと思います。コーチ・指導者側からGKをしろともいえないでしょうし仕方がない部分ではありますが、その結果として今の現状になっているのです。

確かに点と取らないと勝てないスポーツです。ですが世界レベルで活躍できるようなゴールキーパーが出てこないと日本がワールドカップで上位に残る事は難しいというのも今大会で知れた事実なんだと思います。

最後に。

今回の大会は大きく世界のサッカー情勢が変わる大事な大会になると思います。アジアからベスト16に残ったチームが3チームという事は今までは考えられませんでしたし、日本が優勝経験のあるドイツ・スペインに勝利したのも今まででは考えられない事ですから。

そしてフォーメーションも大きく変革を迎えようとしていると思います。オーソドックスな4-4-2から3-5-2もしくは3-4-3が主流になってきますしサイドバック・ウイングバックの役割も今回の日本チームでは変化が見られました。伊藤選手や三苫選手がサイドバックとして守備をしなければならない状況で攻めあがる運動量を求められました。もともともサイドバックとして守備的な選手に攻撃のスキルを求める事はありましたが、攻撃的な選手にシッカリ守備をさせるのですから。

そんな事からも大きく変わっていくサッカーシーンに追いつけるよう自分も広角的に情報を収集して展開していきたいと思っています。

一体、どんなゴールキーパーが出てくるのでしょうか?楽しみですね♪

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