こんにちは。
今回の記事では、サッカーやその他のスポーツでよく起こる怪我の一つであるハムストリングの怪我について述べてみたいと思います。
ハムストリングの肉離れは、サッカー選手にとって特に一般的な怪我であり、治療法や回復期間を知ることは非常に重要です。
自分の経験を元に調べた事や経験した事を記載していきますので、皆さんの何か参考になれば良いと思います!
[Scene 1: ハムストリングの原因]
ハムストリングの肉離れのような怪我は、腿の後ろ側をカバーする筋肉であるハムストリングが痛められることによって起こります。サッカーのプレー中に急な動きや走り込み、筋肉を伸ばしすぎることが原因です。
一般的にハムストリングと呼ばれる筋肉は、大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋の総称です。
ハムストリングが痛む原因には、次のようなものがあります。
- 長時間同じ姿勢でいたことで筋肉が緊張し、血行が悪くなる
- 無理な負担をかけすぎてしまう
- ぎっくり腰(腰仙部挫傷)や椎間板ヘルニアなどの疾患がある
- 短距離走を行うときなど、ハムストリングが急に強い力で収縮する
- 柔軟運動が不十分である
これらの要因が重なる時に怪我として痛みが伴ったりする事になります。
自分はサッカーの試合でサポーター等を装着せずに試合に出場して相手選手を追いかけるために30~40m程度を全力疾走ていました。そういった限界に近いランニングを数本している時に
「ピキッ」という感覚とともに軽い痛み(違和感)を感じました。
酷い場合は完全に「何かが切れるような感覚や音」が判るそうです。その場合は重症だと思われます。
[Scene 2: ハムストリングの症状と治療]
ハムストリングの怪我の症状には、腿の裏側が痛み、運動時に痛みが増すことがあります。また、坐骨と呼ばれる、お尻の骨の部分から太ももの裏にかけて痛みが出ることから、坐骨神経痛と間違えられてしまうことの多いケガです。
治療法としては、まずは
スグに安静にし、冷却パックで炎症を抑えます。一般的に良く言われる「RICE」という応急処置です。
RICE(ライス)とは、応急処置の基本的な処置方法です。Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の頭文字をとったもので、内出血や腫脹(腫れ)、疼痛を最小限に抑えるのに有効です。
怪我や違和感を感じたら、その瞬間から約3日は絶対安静です。血行がよくなるような「入浴」や「飲酒」は避けてください。夏場だとしてもシャワーで汗を流す程度、アルコールも避け飲料水で我慢です!
これをするのか?しないのか?で結果的に1カ月は完治期間が変わってくると思っても間違いはないですし、特にシニアプレイヤーなら尚更です!
その後、3日程度が経過したら痛みと相談をしつつストレッチや物理療法を行い、筋肉を強化します
が!
注意して欲しいのは、痛みや違和感。日常生活では痛みは無いが全力疾走すると痛みがある場合などは無理はダメです。ここで無理なストレッチなどを行うと筋肉繊維が再び断裂や炎症を起こしてしまいますよ!心配ならば 医療の専門家に相談することも大切です。
このタイミングを間違えて無理をしてしまうと「再発」してしまい、完治まで1~2か月延長してしまう恐れもあるので十分に注意してください。
[Scene 3: 回復期間と予防法]
ハムストリングの回復期間は、怪我の程度によって異なりますが、
通常は数週間から数ヶ月かかります。シニアの方なら1カ月は確定と思って間違いはありません。むしろ1カ月は安静にした方がベターだと思います。
完全に回復するためには、怪我を再発させないための予防策も重要です。
- 太ももの前面と裏面をバランスよく鍛える
- 筋持久力をつける
- 柔軟性を高める
- ウォーミングアップを十分に行なう
- 姿勢をよくする
などなど、十分過ぎるぐらいに準備をすべきだと思います。
筋肉を十分に暖かくするウォーミングアップやストレッチを行い、適切なトレーニングを行うことが大切です。

とはいえ、意外に試合まで時間が無かったり、アップできる場所が無かったりで十分に体を解せないままにゲームが始まったり練習に入ったりする事もありますからね。
そいった場合は最初の15分ほどは全力を出さずに7~8割程度でプレイをして少しでも体を解してからフルプレイをするようにしてください。結果的にそれがチームの為だったりするのですから。
まとめ
以上、ハムストリングの怪我についての記事を読んでいただきありがとうございます。
怪我を予防するためには、適切なストレッチやトレーニングが重要ですので、
日常のサッカーの練習や試合に取り入れてください。
まずは怪我をしないように準備をシッカリ行ってからプレイする事。
怪我をしてしまった直後から治療が始まるのでRICE処置を行って3日程度は安静に。
勝手に治ったと判断せずに無理をせずにストレッチや筋肉トレーニングを再開する事。
無理をして再開すると「再発」して結局、大好きなサッカーが出来ない時間が伸びます
怪我の予防と早期治療に努め、健康なサッカーライフを送りましょう。
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