今回は、私の膝の怪我についての診断結果と、今後の治療方針についてまとめたいと思います。以前の記事でも触れましたが、整形外科での診察を受けた際に、明確な診断が得られず、今後の治療方針についても特に指示がなかったため、改めて詳しく調べることにしました。その経緯も含めて、今回の診察で得た情報を共有したいと思います。
レントゲン検査からMRI検査へ
最初に整形外科を受診し、レントゲンを撮影しました。しかし、レントゲンだけでははっきりとした診断がつかず、具体的な治療方針や今後の経過についての説明も十分に得られませんでした。やはりレントゲンでは、骨の状態はある程度わかるものの、靭帯や軟骨、関節の詳細な状態までは確認できないため、より詳しく調べるためにMRIを撮影することにしました。
そこで、御池クリニックでMRI検査を受け、その画像データをもとに、専門的な診断を受けることにしました。診察をお願いしたのは、京都膝関節症クリニックです。ここでは膝関節に特化した専門的な診療を受けることができるため、より正確な診断が期待できると考えました。
京都膝関節症クリニックでの診察

予約した時間にクリニックへ到着し、受付を済ませると、すぐに個室へ案内されました。その個室は6畳から8畳ほどの広さで、診察台やモニター付きのパソコン、テーブルが設置されていました。

しばらくすると、「コンシェルジュ」と呼ばれるスタッフの方が入室されました。この方は看護師なのか、事務スタッフなのかは不明でしたが、通常の問診だけでなく、今の膝の状態や治療の選択肢、さらには治療費についても非常に丁寧に説明してくださいました。モニターを使いながら、図や画像を交えて解説してくださったので、とても分かりやすかったです。
一般的な病院では、医師が診察する時間が限られているため、なかなか細かい説明を受けることが難しいですが、こうして専門のコンシェルジュが丁寧に対応してくれることで、しっかりと理解しながら診察を受けることができるのは非常に安心感がありました。
医師による診察と詳しい説明
コンシェルジュによる説明が終わった後、約15分ほどで担当医師が入室しました。事前に調べたところ、この医師は服部院長で、クリニックの責任者でもある方でした。
診察では、まずMRI画像を一緒に確認しながら、現在の膝の状態を詳しく説明していただきました。医師の説明は非常に分かりやすく、適宜「ここまでで質問はありますか?」と確認してくださるため、疑問点があればすぐに聞くことができる環境でした。
診断の結果、私の膝の状態は以下のようなものでした。

- 変形性関節症の初期段階
まだ初期の中でもごく軽度の段階であり、本格的な症状が出る前の状態。 - オーバーユース(使いすぎ)によるダメージ
サッカーなどのスポーツによる膝の酷使が影響している。 - 骨挫傷(こつざしょう)
膝の骨の内側(太ももから繋がる部分)に小さなヒビのようなダメージがあるが、完全な骨折には至っていない状態。MRIでは、骨の密度が低下している様子が確認された。 - 膝に水が溜まっている(関節水腫)
骨挫傷や炎症の影響で、膝の上部に水が溜まっている。
今後の治療方針について
診察の最後に、今後の治療について医師からアドバイスをいただきました。
- 基本的には安静が最優先
骨挫傷は骨折に近い状態であるため、まずは無理をせず膝を休めることが重要。痛みがなくなるまでは極力負担をかけないようにする。 - 痛みが強い場合は痛み止めを使用
必要に応じて痛み止めを服用しながら、日常生活の中で無理のない範囲で動かしていく。 - スポーツの継続について
「絶対にやってはいけない」というわけではないが、できるだけ膝への負担を減らすことが望ましい。無理をすると悪化する可能性があるため、自分の状態と相談しながら調整していく。 - 再生医療の選択肢もあり
クリニックでは、血液や幹細胞を利用した再生医療も提供しているとのこと。これにより、膝の回復を早めることができる可能性があるが、費用が非常に高額であるため、慎重に検討する必要がある。
骨挫傷を治していく方向性か?!
膝の骨挫傷が治らない場合は、整形外科を受診しましょう。
骨挫傷は、骨内の出血による一過性のケガで、自然治癒することが多く、通常は障害や変形を残さず治癒します。ただし、痛みや腫れが長引く場合や、骨が圧壊して手術が必要な状態になる可能性もあります。
骨挫傷の治療は、局所安静を保ちつつ経過観察を行うのが一般的です。受傷当初は周囲組織の腫れが強い場合は、消炎鎮痛剤が処方されることもあります。
骨挫傷の治療で注意すべき点としては、次のようなものがあります。
- 痛みが引いたからといって通常の運動をすると、痛みが再発する可能性がある。
- 痛みが治まった時に再度検査したほうがいい。
- 損傷した部分の回復を邪魔すると、痛みや炎症が長引くことがある。
- 骨挫傷は骨折との判断がつきにくいケガなので、早めのMRIやCT検査を受けることを検討する。

今後の方針とまとめ
今回の診察で、自分の膝の状態が明確になり、今後の方針についても具体的に考えることができるようになりました。
当面の間は、できるだけ膝を休ませ、痛みが和らぐまでは無理をしないことを優先します。その後、状態を見ながら、必要に応じて治療方法を選択していきたいと考えています。
再生医療についても非常に興味がありますが、費用の面で簡単に決断できるものではないため、今後の経過を見ながら慎重に判断していこうと思います。
今は焦らず、しっかりと膝をケアしながら、最善の方法を選んでいきたいと思います。
今回の記事は、現在の膝の状態と、今後の治療方針についてのまとめでした。また進展があれば、改めて報告したいと思います。
引き続き、頑張っていきます!
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