こんにちは、養老です。
今日は、年末から悩まされてきた右膝の痛みについて、そしてその改善に向けた治療法の選び方についてお話ししたいと思います。
膝の痛みは、スポーツをする人にとっても、日常生活を送る上でも大きな悩みの種です。特に、私のように長期間痛みと向き合ってきた人にとっては、「どこで診てもらえばいいのか?」「どんな治療が最適なのか?」といった問題に直面することが多いのではないでしょうか。
今回は、実際に私が受けた治療体験をもとに、医師や治療法の選び方のヒントをお伝えできればと思います。
1. 右膝の痛みとの闘い – 診察から治療の選択まで
私の右膝痛は長期間続いており、さまざまな治療法を試してきました。
- 整形外科でのレントゲン診断
- 膝専門医院でのMRI撮影から診断
- 鍼灸院での施術(月1,2回)
- リハビリやストレッチ
- スポーツマッサージ
しかし、どれも決定的な改善には至りませんでした。膝の痛みは、日常生活だけでなく、サッカーをする上でも大きな障害となり、どうにかして早く治したいという思いが常にありました。
そんな中、たまたまお隣に住む高校生の息子さんが同じように膝を痛めていたことがきっかけで、新しい治療法に出会うことができました。彼は高校で陸上に取り組んでいるので早期治療、早期競技復帰の為に色々な診療をしてきたという事です。
2. 意外な改善方法 – リラクゼーションマッサージとの出会い
その高校生のご家族が勧めてくれたのは、リラクゼーションマッサージのお店でした。
「膝の治療にマッサージ?」と最初は少し疑問に思いました。今までの経験では、整形外科や鍼灸院などの「医療機関」でしか改善しないと思い込んでいました。
しかし、今回紹介された整体師さんは、以前は整形外科や鍼灸院で長期に渡り勤務されていた経験を持つ凄腕の方で、多くの患者さんを改善へと導いてきたという近所では評判の持ち主でした。
しかも徒歩で通えるという近さも重要なポイントだと思います。
3. 実際に受けた施術の内容
お隣さんに情報を聞きつけた自分はすぐにネットで調べて予約の電話。こちらのお店は「保険の対象外」となり、全額自己負担となります。私は60分のマッサージコースを選びました。ただ普通に整骨院や鍼灸院でも保険適用で3000円と考えれば60分マッサージしてもらって約4000円となりますから以外に安い?!のかも知れませんね。
実際に施術してもらっての感想をお伝えすると、驚いたのは
膝そのものをほとんど触らない施術だったことです。
施術の流れとしては:
- 問診
- 股関節の可動域のチェック
- 骨盤、太もも、ふくらはぎ、足首の調整
- 筋肉のほぐしとストレッチ
- 体のバランス調整
「なぜ膝ではなく、周辺の部位を重点的に施術するのか?」という疑問を抱きながら施術を受けていましたが、整体師さんが詳しく説明してくれました。
「膝の痛みは、膝単体の問題ではなく、股関節や骨盤の歪み、筋肉の硬さが影響していることが多い」
この話を聞いて、自分の膝の痛みの本当の原因を初めて理解することができました。特に私の場合は「骨盤」が一番の問題だったそうです。骨盤のゆがみ(外側に開く)からくる「ガリ股」が筋肉に負担をかけて限度を超えて痛み(炎症)を起こしたという事。
4. 膝の痛みを改善するために – 医師や治療法の選び方
(1) まずは整形外科で正確な診断を受ける
膝の痛みが続く場合(出来れば発症後すぐが望ましい)まずは整形外科でレントゲンやMRIを撮り、骨や靭帯の損傷がないかを確認することが大切です。
(2) ただし、整形外科だけに頼らない
整形外科では、基本的に画像診断をもとに治療が行われるため、筋肉の硬さやバランスの崩れといった「体の使い方」に関する指導はあまり行われないことが多いです。しかも「5分診療」という患者にしてみると迷惑な治療方針もあるらしいので尚更厳しいですね。整形外科はレントゲンを撮影してもらえる場所のみ。と考えるのが良いと思います。
そのため、
- 整体や鍼灸院で筋肉や関節のバランスを診てもらう
- リハビリやトレーニングを取り入れる
といった多角的なアプローチが必要になります。
(3) 良い整体師・治療院を見つけるコツ
整体やマッサージを受ける際は、しっかりと説明してくれる施術者を選ぶことが重要です。
良い治療家の特徴
✅ 痛みの原因をしっかり説明してくれる
✅ 施術だけでなく、セルフケアやストレッチの方法を教えてくれる
✅ 口コミや評判が良い(ご近所の評判)
今回私が受けた整体師さんも、「股関節の可動域の狭さが膝への負担になっていた」ということをしっかり説明してくれました。こうした根拠のある施術ができる人を選ぶことが大切です。
5. 施術後の変化と今後の目標
マッサージを受けた後、驚くほど膝の痛みが軽減しました。完全に痛みがなくなったわけではありませんが、かなり楽になり、週末の交流戦(試合)への不安も少なくなりました。
今後は、施術で教えてもらったストレッチやマッサージを継続しながら、さらに膝の状態を改善していきたいと思います。
6. まとめ – 膝の痛みと向き合うために大切なこと
✔ まずは整形外科等で撮影をし状況を診断してもらう
✔ 整形外科の治療だけでなく、整体やリハビリも併用する
✔ 痛みの原因をしっかり説明してくれる整体師・治療家を選ぶ
✔ セルフケアを習慣化し、再発を防ぐ
膝の痛みは、単なる「関節の問題」ではなく、体全体のバランスや筋肉の状態が関わっていることが多いです。適切な医療機関や治療法を選び、自分に合った方法でケアしていくことが何より大切だと実感しました。
もし同じように膝の痛みに悩んでいる方がいたら、今回の経験が少しでも参考になれば幸いです。
それでは、またお会いしましょう!
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