さて、今回は私自身の最近の体験について、少し深く掘り下げてみたいと思います。
2025年4月20日の日曜日、久しぶりに「山田フットサル」に参加してきました。実に3ヶ月、いやもしかすると4ヶ月ぶりの参加となりました。なぜこれほど間が空いてしまったかというと、足の怪我、そして雨天での中止などが重なってしまったためです。
この日は本当に天気に恵まれており、気温もちょうどよく、日差しもそれほど強くない曇り空という感じで、とても快適なフットサル日和でした。何よりも、年齢も近く、気の合う仲間たちと一緒にボールを蹴るという喜びに、心から感謝の気持ちを抱きました。
やっぱり、趣味というのは「何をするか」よりも「誰とするか」が大事だと改めて感じさせられました。楽しい仲間と一緒に時間を過ごすというのは、それだけで人生を豊かにしてくれるのです。
実はその前日、私は滋賀交流戦でフルコート2試合をプレイしており、連日でのプレイという少しチャレンジングなスケジュールを組んでいました。膝の調子には多少の違和感はあったものの、ロキソニンを飲まなければプレイできないというほどの痛みではなく、「ここは頑張りどころだ!」と思い参加を決めました。
プレイ開始直後こそ膝に違和感はありましたが、体が温まってくるにつれて痛みもほとんど感じなくなり、問題なくプレイすることができました。年齢的なこともあり、負荷の高いプレイは避けられがちではありますが、逆にそれが功を奏して無理のない範囲で体を動かせるのです。
当日は3チームによる2時間回しのスタイルでプレイを進めましたが、やはり前日の疲労と、何よりも久々のフットサルということもあって、1時間ほど経つと足が動かなくなってきました。これは怪我ではなく、単純にスタミナ不足、そして筋力の低下が原因だと思います。
本当に驚くほど動けない。それでも、フットサルというスポーツの特性上、コンパクトなフィールド内で全員が常に動き続ける必要があるため、非常にハードでした。それでも「やり切った」と言える一日だったと思います。
ただ、プレイ内容としては、パスの精度も悪く、蹴り方も乱れており、走り方に至っては動画で見返してみて「これはひどい」と自分でも呆れるほどでした。ここ数年、自分の衰えに対して抗うことをやめ、「現実を認める」という心境に変化してきたのかもしれません。
それをどう受け入れ、どう向き合っていくのか。
これこそが、シニアプレイヤーとしての新たな課題であり、成長の鍵であると感じています。そして、それを通して見えてくる「センスと努力の妥協点」についても、今回は深く考えるきっかけとなりました。
若い頃であれば、センスがあればある程度何とかなった部分もあるでしょう。しかし年齢を重ねた今、センスだけではカバーしきれない領域に直面しています。努力だけで何とかなるほど甘くはない、しかしだからこそ「センスと努力のバランス」をどのように保つか、見極めることが大切です。
私には明らかにセンスが足りない部分もあります。しかし、努力の方向性を正しく定めれば、年齢に応じた上達はまだまだ可能なのではないか。そう信じて、これからも続けていきたいと思っています。
膝の怪我による一時的な停滞から再びテンションを取り戻すため、そして自分が「やりたいこと」と「できること」とのギャップを少しずつ埋めていくために、これからも自分なりのペースで向き合っていこうと思います。
コメント