こんにちは、養老です。
最近はネタがなく、もっぱら右膝痛の話ばかりになっておりますが、今日もその経過報告をしたいと思います。現在は3月3日、ケガをしてから約3ヶ月が経とうとしています。
最初は原因がわからず、翌日になって急に痛み出した右膝。そこから紆余曲折あり、レントゲン検査やMRI検査を受けた結果、「膝の骨座症(こつざしょう)」という診断を受けました。
実はそれまで「骨座症」という言葉自体知らなかったのですが、これは骨の内部で炎症が起こる症状で、それが痛みを引き起こし、さらに体がその部分を保護しようとして水が溜まることもあるそうです。言い換えれば「軽い骨折」のような状態とのことで、治療にはとにかく安静が最優先。筋肉や靭帯のケガなら動かしながら回復を促すのが一般的ですが、骨の炎症があるうちは動かせば悪化する可能性が高いとのことです。
現在の回復状況とシニアプレーヤーとしての気づき
現在の状況としては、ようやく痛みが引いてきて、日常生活において「歩く・座る・立つ・階段の昇降」といった基本的な動作が痛みなくできるようになりました。それまでは階段を上る際に右足で踏ん張ると激痛が走る状態でしたが、今はそれも落ち着いています。
ただ、ここまでの回復過程で感じたのは、**「少しずつでも良くなっている」**という実感があったことが、精神的な支えになったということです。もし痛みがずっと続き、まったく改善の兆しが見えなかったら、相当なストレスになっていたと思います。
実際、一番痛みがピークだったときには、大好きなサッカーを見るのが辛くなり、試合映像を避けたり、仲間の試合の予定を聞かないようにしたりと、自分なりに距離を取っていました。やはりプレーできない状況というのは、メンタル的にも厳しいものです。
特に50歳を超えたシニアプレーヤーにとっては、**「ケガとの向き合い方」**が非常に重要になってきます。そこで、今回の経験を踏まえて、50歳以上のサッカー愛好者が気をつけるべきポイントをいくつかまとめてみました。
50歳を超えたシニアプレーヤーが気をつけるべきこと
① 無理をしないことが最優先!自分の体と相談する
20代・30代の頃と比べると、筋力や回復力は確実に衰えているため、無理なプレーをするとケガのリスクが格段に上がります。「まだ大丈夫」と思ってプレーを続けると、後々長引くケガにつながることも。
例えば、試合中に違和感を感じたら、すぐにプレーを止めること。「大丈夫だろう」「まだいける」と思わないことが大事です。特に膝や足首の痛みは放っておくと慢性化しやすいので、少しでもおかしいと感じたら、無理せず休む勇気を持ちましょう。
② ウォーミングアップとクールダウンを入念に
シニア世代のプレーヤーにとって、試合前のウォーミングアップと試合後のクールダウンは、ケガを防ぐための重要なポイントです。
- ウォーミングアップでは、軽いジョギングやストレッチを十分に行い、筋肉と関節を温めることが大切。特に、膝やアキレス腱などの負担がかかりやすい部位は、しっかり動かしてからプレーしましょう。
- クールダウンでは、プレー後に軽いストレッチを行い、筋肉の疲労をできるだけ残さないようにすることが重要。
これを怠ると、翌日の筋肉痛がひどくなったり、慢性的な関節痛につながることがあります。
③ 筋力トレーニングと体幹トレーニングを習慣化する
50歳を超えると、筋力の衰えが加速するため、筋力トレーニングは必須です。特に膝のケガを防ぐためには、太ももの前(大腿四頭筋)や裏(ハムストリング)、ふくらはぎ(腓腹筋)を鍛えることが重要。
また、サッカーはバランスが重要なスポーツなので、体幹トレーニングも積極的に取り入れると、転倒防止や安定したプレーにつながります。
④ 定期的に体のメンテナンスをする
シニア世代のサッカープレーヤーにとって、体のメンテナンスを怠ることはケガのリスクを高める原因になります。
- 整骨院や整体で定期的に体をチェックする
- ストレッチやマッサージで疲れを溜めない
- 栄養バランスの取れた食事で体を内側からケアする
特に、関節に負担をかけないためには、適正な体重を維持することも大事です。体重が増えると膝や足首への負担が大きくなるので、食事管理も意識しましょう。
まとめ:サッカーを長く楽しむためにできること
今回、膝の骨座症というケガを経験して、「シニアサッカーはケガとの付き合い方が大事」ということを改めて実感しました。
サッカーを長く楽しむためには、
「無理をしない」
「ケガを予防する」
「回復を焦らない」
ことが何よりも大切。特に50歳を超えると、一度のケガが長引くことがあるため、日頃のケアを怠らないようにしましょう。
幸いにも、私は現在回復傾向にあり、日常生活に支障がないレベルまできました。あとは、サッカー復帰に向けて少しずつ動きを取り戻していくだけです。
また、同じようにシニアサッカーを楽しんでいる方々の参考になればと思い、今回の経験をまとめてみました。皆さんも、無理なくサッカーを楽しんでいきましょう!
それでは、またお会いしましょう。
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